大雨で電車も止まり
昨日、倉敷の会社にいても台風はいつ通り過ぎたの?と言う感じで、たいしたことなく、ホッと一安心していたのですが、翌朝の5日早朝、テレビのニュースを見てビックリ、島根の特別警報のことが出ていました。「数十年に一度の・・・」「甚大な被害が出てもおかしくない・・・」と、ただ事ではない様子でした。島根の下の広島県は大丈夫なのか?自宅の福山は?気象庁の警報を見たら洪水警報みたいな表示がでていたので、慌てて家の周りの溝の確認をしました。
先日の日曜日に大雨が来る前に溝を掘ったばかりです。
怪しげな積乱雲。
過去に土砂が崩れた我が家の裏の溝。
土嚢「どのう」を積んで、崩れるのを防いでいます。昔、家の壁に土砂が流れて埋もれたことがあります。
床下にも、泥水が流れたこともあります。
今はU字溝も付けてあるので泥水で溝が埋まることも無くなりましが、昔は台風や大雨の度に、家の周りや畑の溝きりは、安全対策のため欠かすことができませんでした。
向かいの畑の周りも、溝をきって流れをよくします。
家が山の中腹にあるので、上の方から雨水が流れてきます。上から流れてきた泥水は家の周りを流れて、下に流れます。
予報通り雨が滝のように降って来ました。
警報が出ていたので、様子を見て、会社に向かうことにしました。
滝の様に降っては止み、降っては止みと、それを何回か繰り返して、雨は落ち着きました。
幸いにして、 休みながら降ってくれたので大ごとにならずに住んだかと思います。
裏の山は崩れることなく無事だったので、会社に出ることにしました。
福山駅に向かう途中のため池は満タン。
かなり降ったことが分かります。
福山駅に着きましたが、山陽本線は止まっていました。福塩線も。
動き出して1便が出たのが12時過ぎ、安全のため、4両電車で車より遅いスピードで走るので、窓から見える景色がゆっくり見えました。大門から笠岡辺りだったと思いますが、田んぼ一面が泥水で浸かり、アマゾン川の様に湖状態になっていました。田んぼの側の小さな川が溢れて、線路横に流れているのが見えました。
考えてみれば、電車って土を盛った上に砂利を盛り、レールを乗せてあるので、地盤が緩んだら、崩れやすいのかなぁ?と思いました。
会社に着いたのが2時過ぎでした。
今度は福岡や大分あたりが警報が出て、被害がでているようで心配です。
福山市の北にある神石高原町からは救助犬2匹とレスキュー隊も現地に向かわれたようですが・・・。
大雨の度、人ごととは思えない水害。これ以上被害が広がらないことをお祈りいたします。