久々の会社の庭の話です。
これらは苔です。
庭で育てています。
というより、生えてくるので見守りながら生かしている感じです。
触るとふわふわなんです。
苔も色々あります。
見ていると面白いです。
雑草ではありません。
丸い飛石の間に生え始めて、残していたら増えました。可愛い草です。
これは雑草です。抜くべき雑草ですが、こう見ると可愛いですね。
今年は南天の実が沢山着きました。
お隣さんの南天の種を鳥が運んで大きくなりました。
おやおや?蓑虫ですね。
忙しくて、金木犀の木だけ剪定してなかったら、蓑虫がいっぱい。
蓑虫君は小さな建築デザイナーです。
下の方に緑の虫の足みたいな物が付いてますが、これは金木犀の枝の一部です。
そして、蓑虫の生態はとても変わってます。
雄は口が無いので、蛾になって、蓑から出ても食べることなく、パートナーを見つけて交尾をした後は、生き絶えるそうです。
雌は蓑の中でイモムシの様な姿で一生を終えるそうです。蓑の下からフェロモンを出し、パートナーとなるべき雄に出会い、交尾後、蓑の中で沢山の卵を産み、力尽き、干からびて、蓑から落ちて死んでいくそうです。
雄も雌も儚い、一生です。
蓑虫は「絶滅危惧種」だそうです。沢山ぶら下がっているので、大事に見守ることにいたしましょうか。
知り合いの方が、この蓑虫の蓑を集めてスーツを作られた女性がおられます。ケースに入れて保管されているそうです。
また、蓑虫の糸の構造が工業用繊維の利用に可能ではないかと研究、開発している企業も存在しているようです。
以上、蓑虫の話でした。