花梨蜂蜜の季節がやってきました!
花梨蜂蜜は風邪をひいたときの咳を和らげる効果があるとされ、お湯割りにして飲むと「ほっと」落ち着くのです。林檎のような香りで甘酸っぱい、癒しの花梨蜂蜜です。鬱になった時、心が不安定になった時、身も心もホッとします。
今年はコロナで、うっかり風邪ひけません。なので、友達と、今年は花梨蜂蜜を沢山作っておこうということになったのです。
さて、1ヶ月前に自宅前にある花梨の木から落ちてきた花梨を集め、友達宅で花梨を蜂蜜で漬けました。
蜂蜜は備前市にある「吉村養蜂場」さんの国産の百花蜂蜜を使用してます。
ビニール手袋にマスク、瓶は熱湯消毒、まな板も、ボールも念入りに洗い、作業開始!
蜂蜜4kg、大小ゴロゴロした花梨を切って作業しました。
花梨を林檎のように二つに切り、更に切っていき、種を取り除きながら果肉を上の画像の様に切ります。
花梨蜂蜜漬けの中で、種は重要な存在です。この種を、ざるに入れ、水で洗う時にズルズルした成分が出てきます。
アミグダリンってやつかな?
これが、咳をしずめる成分なので、蜂蜜と一緒に漬けます。
花梨は生で食べると超!渋くて食べられません。種には毒の成分があるそうですが加熱、砂糖、蜂蜜に漬ける、お酒に漬けるなどすると、その成分は消えるそうです。青梅も同じような成分があるみたいですね。
種はお茶パックに入れて、瓶の中に入れます。
蜂蜜1kgで2瓶作ったので4kgで8瓶もできました。とても簡単です。切って入れるだけ。このまま1ヶ月待ちます。
花梨がまだまだあったので、別の日に花梨のコンポートも作りました。
花梨の実の中の種の周りには虫が住んでいることが多いのですが、それは無農薬で安全な証拠なのです。
虫さんには悪いけど出ていっていただきます。(笑)
皮と種を取り除いて、今度は花梨の実だけを煮て作りました。
グツグツ。グツグツ。さあ?どうなるのでしょうか?
グラニュー糖入れて煮ると、綺麗な色になり、仕上げにレモン汁を入れました。
意外と簡単!びっくりな食べ物!
初体験の花梨のコンポート。
チョコレートをコーティングしたら、これが美味い!今年新たな逸品、花梨チョコレート!
まだまだ落ちてくる花梨の実。
今年の特大花梨はこんな感じ。
追加で養蜂場さんに蜂蜜2kg注文いたしました。
私たちが花梨蜂蜜を作り、人にプレゼントする姿を見て、社長が追加分の2kgの蜂蜜代は出してくださいました。ありがたい。そして、お客さんに養蜂場さんがいて良かった!
花梨蜂蜜は小瓶に入れて、人に差し上げているので、運がいい方には、お裾分けできるかも。
スプーンですくって、なめても美味しい。喉の美味しい薬ってとこかな?
母からは最近「花梨博士」と言われてます。今度は花梨ゼリーを作ろうと考えてます。